ひろあさカールのジコ満日記

広く浅く自分の好きなことを、何の脈絡も無く適当にのんびりと垂れ流す感じのブログです。アメコミ系・映画系のフィギュア率が割と高いです。

ガイバーⅡ ( マックスファクトリー製 バイオファイターコレクションMAX ) レビュー

受け継いだ見知らぬ力…それに適合してしまった戦士、ガイバーⅡのフィギュアをご紹介!

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前回のガイバーⅠに続き、今回も強殖装甲ガイバーよりガイバーⅡのアクション

フィギュアをご紹介してみたいと思います(´∀`)

個人的には、劇中に登場する殖装体の中では1、2を争うぐらい好きなデザインの

キャラクターなのですが…(以下wiki等にも記されてる内容ですが、ネタばれあり)。

実は序盤でガイバーの弱点を表す為に、退場してしまうキャラなのです(;´Д`)

元々「強殖装甲ガイバー」と言う作品は短期連載の予定の漫画でした。

しかし思わぬ人気が出た事で連載が続く事になり、約35年が経った現在でも

話としては継続中の漫画となったわけですが、その短期連載予定だった弊害として

「第2のガイバー」と言う如何にも上手く出来そうな、キャラ立ちもしそうな設定

だった彼の早期退場と相成ってしまったわけです…。不遇…(´・ω・`)

敵とは言え、主人公と同じ能力を持ち戦闘面では圧倒していた彼の退場は、

当時としては衝撃的だったと思います。その戦闘面の活躍、たった1話のみ…不遇(´・ω・`)

ただ作者の高屋良樹先生も不憫に思ったのか近年になって、このキャラの関係者が

新たな登場人物として出てきた事で、明かされて無かった素性が語られたり…

WOWOW版アニメでは原作よりも長生きし活躍も描かれたり…

といった具合に、退場後もフォローがされているキャラクターでもあります。

まぁそんな早期退場キャラのアクションフィギュアが出るってのも、なかなかに

稀有な事のように思いますね~(´ワ`;)

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と言うわけで、まずはパッケージです。基本フォーマットはシリーズ共通ですね。

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前回触れてなかったのですが、ガイバーへの変身時をイメージしたような背景(?)と

作品のタイトルが記された専用の固定型スタンドも付属しております。

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全身3点画像。ガイバーⅠと同様に造形が細かい上に、塗装も適度にシャドウが

効いていて立体物としての質感も良い感じです。

脚が長く2次元的なスタイリングで、全体的にマッシブかつ適度な禍々しさのある

デザイン(特に頭部や胸部)は、自分的にも非常に好みです!

いやぁ~カッコ良いですなぁ(´∀`)

 

では、一応ここらで劇中では不遇だった彼の解説と、彼の所属していた

「秘密結社クロノス」についてゴリッと解説してみたいと思います…(;'∀')

また長くなるね…しょうがないね…(^q^)

 

ガイバーⅡ/本名:オズワルド・A・リスカ

数百年ほど前から人類の歴史の陰で暗躍を続けていた、秘密結社クロノス。

謎の異星人集団「降臨者」の遺した技術を駆使し、一般的な科学水準を遥かに

超えたオーバーテクノロジーを有する強力な組織である。

「獣神将(ゾアロード)」と呼ばれる存在で構成された最高幹部会「十二神将」を

中心とした組織で、「調整」と言う遺伝子操作を受けた第2形態への変身が可能と

なった戦闘員「獣化兵(ゾアノイド)」を使役する。

その組織の目的は「完全な世界征服の達成」と「他天体への進出」、

そして主人公・ガイバーⅠの出現以降は殖装体の捕獲もしくは抹殺も目的に

加わる事になった。なぜ他天体への進出も目的となっているかはいずれ機会が有れば…

そんなクロノスへのスポンサーを代々続けていた、政財界にも影響の有る様な

表向きにもエリート家系出身で、組織内でも特殊な地位である監察官でもあるのが

彼、オズワルド・A・リスカである。

先述の獣化兵の実験体が組織を裏切り、地球上に3つしかない降臨者の遺した

ユニット(強殖装甲)を盗み出し逃走してから、ガイバーⅠ出現の前後までの間に、

クロノス本部より当時の日本支部へユニットに関する事件の調査の為に派遣される。

そこで日本支部によって回収されたユニットを直接確認する際に、実は半暴走状態

だったユニットに接触してしまった事によって彼も殖装体となってしまう…。

こうして不慮の事故でガイバーとなった彼によって、計らずも殖装体の能力の

詳細をクロノスも知る事になった。

一方、ガイバーⅠへの対応が往々に進まない日本支部に業を煮やした彼は、

殖装体である自らがガイバーⅠの制圧に乗り出す。正規の戦闘訓練も受けている

戦いのプロでもある彼は、ガイバーⅠとの戦いでは圧倒的な能力差を見せつけた。

しかし実は、彼(ガイバーⅡ)のコントロールメタルは損傷していた…。

強殖装甲は強殖生物と言う不定形生命体をコントロールメタルと言うもので

制御・管理をし、その強靭な生命力や戦闘能力を得る事で構成されているシステム

である。しかし強殖生物とは元々、他の生命体を無作為に寄生し取り込み、捕食を

し続ける凶悪で危険な存在であった…。

ガイバーⅡは戦闘中、コントロールメタルの損傷によるダメージで変調をきたし、

その隙に傷入りの、そのメタルをガイバーⅠによって破壊されてしまう。

これによって強殖生物は完全に暴走してしまい、彼を取り込み、捕食してしまう…。

その惨状に恐怖したガイバーⅠのメガスマッシャーによって、リスカーだった

「それ」は文字通り、完全に吹き飛ばされ消滅してしまうのだった…。

彼自身は非常に野心家ではあったのだが、殖装体となってからは更にそれが

強くなっていたようであるが、一方で近年明かされた過去によれば人間的な

優しさも持ち合わせていた人物だったようである…。

 

はい、やっぱり長い~(^q^) どうも解説のサジ加減が未だに分からない…(;´Д`)

まぁ~仕方ないですね。いつもの事だけど大目に見てやってくださいませww

 

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フィギュアの方に話を戻します(;'∀')

先述しました通り、頭部や胸部は適度な禍々しさのあるデザインで個人的には

非常にカッコ良く感じます。そのデザインを画像の通り、緻密な造形と塗装で、

イメージ通りに再現されているように思います(´∀`)

特に左右非対称のマスクはデザイン的にも、フィギュアの造形・塗装的にも秀逸!

自分的には早期退場が本当に勿体無いと思うビジュアルなんですが、

実はガイバーⅡのデザインだけは1989年のOVAの制作時にリメイクされており、

元のデザインはもっとガイバーⅠ寄りなプレーンな物だったりします…。

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ヒーロー着地&立て膝…なんですが、脚が長過ぎる上に膝の可動域が狭く、

他の箇所の可動範囲も一昔前のアクションフィギュアの標準レベルより、

ちょっと良いぐらいなので上手く決める事が出来ません…。

というか購入当時も、まさか脚が長過ぎるってのがネックになるなんて、

(現在進行形で短足である)自分は、何だか笑ってしまいましたよ(^q^)

その代わりと言っては何ですが、個体差も有るでしょうけど肩の丸パーツの

ポロリ等が無く、その辺りのストレスフリーなのが少しは救いですね~。

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ガイバーⅠと同じく、高周波ソードの展開パーツが付いております。

鋭角的なガイバーⅠの物とは異なり、湾曲したデザインとなっております。

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勿論、両腕分ついておりますよ(´∀`)

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替え手パーツを用いればプレッシャーカノンの再現も可能です。

ただ可動域的にはガイバーⅠと大差ないので、見る角度によっては決まっている

ように見えますが、完全なポージング再現には至っておりません…(;'∀')

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こちらもガイバーⅠ同様、胸の装甲を開く事でメガスマッシャーの再現が

可能となっております。相変わらず発色が良いです。

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こちらはガイバーⅡのユニットです。先述したように、コントロールメタル部分が

損傷した造形となっております…(;'∀')

 

大きさ比べ

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左からガイバーⅠ、本製品、仮面ライダーシン、500mlペットボトル。

設定上、ガイバーⅡの身長が頭角含まず210cm(!)ぐらいらしいので、

まぁイメージサイズ的には良い感じの大きさと言えるように思います(´∀`)

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ガイバーⅡ対ガイバーⅠで締め!

魅力的な設定とデザインでありながら原作漫画等では、あっけなく散ってしまう

なんだか不憫で不遇なキャラクター、ガイバーⅡ…。

そんな不遇ぶりを払拭するかのような出来の今回のフィギュアは、このデザインが

気に入った人にはオススメしたい商品です(´∀`)

確かに現代的に見れば可動範囲は狭く、自由自在にポーズをとれる訳では無いの

ですが、抜かりの無い造形やシャドウも効いた緻密な塗装は量産品としてみるなら

今でも良い感じだと思います。

てか、こう言ったマイナーキャラの製品が高いクオリティーで、しかも6千円以下で

手に入っていたなんて…良い時代でしたねぇ~(´ワ`;)

今回はこんな感じで。それでは!