ひろあさカールのジコ満日記

広く浅く自分の好きなことを、何の脈絡も無く適当にのんびりと垂れ流す感じのブログです。アメコミ系・映画系のフィギュア率が割と高いです。

最初の怖い話

最初からコワい話って…(;'‐')

とりあえず、ご挨拶を。

様々な事情により、今はとても暇な時間が自分にはありまして。

それで何を思ったか…ゲーム実況などをする弟に感化されたか

もしくは必死の現実逃避か…(;゚Д゚)ァァァ

(。q゚)ウェェェェ

 

 (落ち着きます…)

 

 

飽きっぽくて面倒くさがりなのに、何故だかブログを始めてみました。

自分の興味のある事を雑然と、ダラダラと出来るだけ節操なく綴って行きたいです。

誰か(主に自分)の暇つぶしぐらいになれば良いなぁと思ってます。

超豆腐メンタルなので、現在はコメント非表示です…。

罵詈雑言は吐くけど、吐かれれば一撃死するので…(-_-;)

 

最初の記事の内容…殆ど考えずに思い付いたのが、「コワい話」…⁉

見出しでもセルフで突っ込んでますが、何でコワい話なんでしょうねぇ…。

いや、そもそも大してコワい話でも無いかも知れない…(;'∀')

 

しかし、思い付いちゃったものは仕方が無いので、元気に発表していきます( ´∀`)

 

※今回のお話は、自分の後輩から実際に聞いた話です。

 

1.そこで動く者

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高校生の頃、後輩の部活の活動場所は、古びた合宿所も兼ねた建物だった。

後輩は普段から先輩連中よりも早めに来ており、部員が集まるまで一人で

そこで宿題などやっていた。

 

タッタッタッタッタッタッ…

ギシッギシッギシッギシッ…

 

後輩が一人でいると、こんな音が天井の上から聞こえてくる。

「はぁ…またか。」

そうして、イヤホンをして再び宿題を始めても…遠くで…

 

タッタッタッタッタッタッ…

ギシッギシッギシッギシッ…

タッタッタッタッタッタッ…

ギシッギシッギシッギシッ…

 

 

何がか天井裏を小走りしたり、歩き回っているような音が聞こえるのである。

後輩に限らず多くの場合、誰かが一人でいる時などに、その場所は音がする。

 

元々、かなり古い建物だったので、よくある軋みや家鳴りのようなものか…

もしくはネズミが這い回っているだけか、もしくは幽霊…??

そんなようなことを部員同士では話していた。

 

その日も、後輩が一人でいたときに音がした。

しかし普段と異なり部員が揃っても音は続き…部活動が終わるぐらいにも

音はしていた。

 

タッタッタッタッタッタッ…

ギシッギシッギシッギシッ…

 

「今日は…よく聞こえますねぇ」

片付けをしながら、後輩が言うと

「ちょっと確かめてみるか」

部員の一人が言った。

この部員が言うには、少し前に天井裏が覗けそうな所を見つけたという。

天井の一部が外せるようになっていたのだ。

 

梯子の準備などは出来なかったので、近くにあった椅子や机を組み上げて、

脚立代わりにした。一番身長のあった部員が最初に覗くことになった。

「幽霊とかってよりか、ネズミじゃないかねぇ~」

そう言いながら天井を外し、天井裏へ頭だけを入れ、

彼は自分のケータイのライトで辺りを照らしながら見た。

「え…なにこれ…」

そう言って組み上げた椅子から、彼は降りてしまった。

「何があった?」

部員の一人が聞くと

「見た方が早いな」

と言うので、その訊ねた部員も同じように上って、

ケータイのライトを使いながら天井裏を覗いて見た。

 

天井裏ではあったが、かなりの広い空間があった。

奥には障子のようなものや、掛け軸のようなものが見えた。

そして最も奇妙だったのが座布団が手前に横へ二列、並んでいた。

「なんだこれ…?」

そうつぶやいた瞬間、冷たい空気がフッとその部員の顔を横切った。

その冷気は他の部員たちも感じたようで、不穏な空気となる。

 

「気味悪いな…」

「さっさと閉じよう」

口々に言いながら、最初に覗いた部員が

「でも、ライトが当たってない所にネズミが居た可能性も…」

そう言って天井を閉じ、片付けをしていると

 

タッタッタッタッタッタッ…
ギシッギシッギシッギシッ…
タッタッタッタッタッタッ…
ギシッギシッギシッギシッ…

タッタッタッタッタッタッ…
ギシッギシッギシッギシッ…

タッタッタッタッタッタッ…
ギシッギシッギシッギシッ…

 

それ以来、その天井裏を覗くことは無かった。

 

 

如何でしたか?少しは暇つぶしになりましたか?どんな塩梅でしょうか?

記事やらPCやら、作るのも使うのも殆ど素人なので、

雑な点は多々あるかと思います(言い訳がましい…(-_-;))。

 

こんな感じで、気が向いたときに記事が作れればと考えとります。

次は収集癖のある自分のコレクションのムダ話紹介が出来ればと

思っております。ま、あくまでも「気が向けば…」ですが(笑)

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。