アイアンマン マーク85 ( バンダイ製 S.H.フィギュアーツ ) レビュー
10年越えの強い意志…「私がアイアンマンだ」。そんなアイアンマン マーク85のフィギュアを今更ご紹介!
2020年になりました~!今年もボチボチ更新してみたいと思います…(;'∀')
と言うわけで、今年の初投稿記事は昨年のNo.1映画ヒーロー(個人の感想です)、
「アベンジャーズ/エンドゲーム」より「アイアンマン マーク85」の
アクションフィギュアをご紹介させて頂きます!
自分は見出しのセリフをアイアンマン第1作目で初めて映画館で聞いた時、
思わず吹いてしまったのを覚えております…(;'∀')
それまでスパイダーマンやバットマン等のアメコミ映画のヒーロー達の多くが
正体を隠すのに必死になっていた中で、自ら大々的に公表してしまうと言うのが、
馬鹿らしさと言うか、思わず笑ってしまう様な破天荒さがあります。
更に言えば、少し妙な話かもしれませんが潔さの様なものまで感じ取れる、
まさにアイアンマン/トニー・スタークを象徴する様なセリフだと思います。
それをエンドゲームの終盤に持ってくるとは…!
あの瞬間、童心に帰ったかの如くメチャメチャ鳥肌が立ちました!(´∀`)
忘れかけていた「セリフに痺れる」って感覚を思い出しましたねぇ。
シリーズの積み重ねによって、第1作目の時とは全く異なる重さと意味を
持ったセリフだったと言えるでしょう。
では、そろそろフィギュアの方を見てみましょう~
まずはパッケージと中身から。
マーク50の時と異なり、ナノウエポン等は同梱されておりません。
もしかしたら、製品の開発期間が短かった可能性もあるように思います。。
まぁ今度の春に発売されるファイナルバトルエディションで、その辺りは多少は
補完できるようですが~(;'∀')
全身の3点画像。後ほど比較もしてみますが、前作のマーク50と打って変わって
金色の比率が大幅に上がったデザインとなっておりますねぇ。
流線型中心なデザインで、全体的に有機的な雰囲気を感じます。同じ金色中心な
配色のマーク42とも異なる印象のデザインです。
おそらくですが、このアイアンマンのようなコミック版を大いにリスペクトして
デザインされたものだと考えられます。
好みは分かれる所だと思われますが個人的には、あの有機的なコミック版の
デザインを、上手い具合にSF感のあるハイテクっぽい塩梅に落とし込んだように
思いますねぇ~(´∀`)
肝心なフィギュアそのものの出来は、歴代のS.H.フィギュアーツアイアンマン同様
造形も塗装も高レベルで安定している印象。
何と言うか…金属的な質感の表現が毎回、見事だなぁって感じるのですよ(´∀`)
ナノウエポンが付いてないのが少々物足りないのですが、それでも毎度おなじみな
エフェクトパーツは付いておりますし、マーク50同様なキレイで広い可動範囲を
持っております。画像の通り立て膝も余裕~♪
足の部分も毎度おなじみな金属素材で出来ておりますので、元々の接地性の高さと
相まって高い安定性を持っております。
ヒーロー着地も勿論、バッチリ決まります!
ナノウエポンは付属しておりませんが、マーク50と同じジョイントが使われてます
ので、ご覧の通りマーク50の武器を装着させてやる事も可能です。
エンドゲームでもインフィニティ・ウォーのように、もっとモリモリ武器を使って
サノスとのリベンジ戦をやって欲しかったと若干思いますが…まぁ映画の尺的にも
厳しかったのでしょうねぇ。正味、3時間越えだったし…(´ワ`;)
自分は並べて見るまでボディカラー以外の大きな差は感じてなかったのですが、
こうやって見てみると結構細かい差があるように思います。
と言うか、マーク50の赤色の比率の高さを改めて感じ取れましたねぇ~(;'∀')
2体とも、どことなく有機的かつマッチョな部分は共通しているのですが、
個人的にはマーク50は洗練された高級車のような印象を持ちます。
一方でマーク85は先述の印象プラス、より力強さが増したアスリートの様な
デザインとなっているように感じます。
上の画像からマーク85、マーク50の順となってます。
アークリアクターの形が若干変わっておりますねぇ。まぁ同じナノテク装備の
スーツなので、おそらく基本的な形は踏襲したのでしょうねぇ~。
マスクの形状についてはマーク85はマーク50よりもシンプルになり、この辺にも
原点回帰の意図が何となくですが感じ取れます。
またマーク85にはこの辺りのスーツにも存在した、外骨格の様なフレーム(?)が
あるのが見て取れます。
前回の戦闘の経験や、インフィニティストーンの様な高エネルギーに耐える為の
外装の強度の向上が目的なのかも知れません。まぁ個人的な推測ですが…(;'∀')
マーク3とも並べてみましたぁ~(´∀`)
基本的なデザインのラインは踏襲している感じですが、結構変わりましたねぇ~。
見比べてみるとマーク3は日本の特撮で言う「メタルヒーロー」系なデザインの
ようにも見えますなぁ。特に背中の造形の差が顕著で、マーク3は先述の通りの
印象とフラップを展開する関係上、航空機の様な鋭角さも見て取れます。
それに対してマーク85は筋肉質で有機的と…。
無機質から有機質へと連なる進化の片鱗を感じ取れますねぇ←大袈裟ですが(;'∀')
大きさ比べ
左からECA版ウォーマシン、本製品、500mlペットボトルです。
ハルクバスター等程じゃないですが、やっぱECAウォーマシンはデカイです(´ワ`;)
まぁそこも良い所なんですがww
こう並べると(実際は多少異なりますが…)無機質に武骨に進化したウォーマシンとの
差もキャラクター付けとして興味深いですねぇ~。
デザインに関しては賛否が有ったらしいマーク85ですが、個人的には様々な意図を
推測(妄想とも言うw)出来て、良いデザインのように思います(´∀`)
そこに劇中での活躍も加味すれば…間違いなくレジェンド入りでしょう!
この通常版のマーク85に関しましては、最初の発売後の数カ月後にサイレントで
再版されたり、先述もしましたが春頃にはファイナルバトルエディションも
発売される事もあってネットオークション等での価格も、だいぶ落ち着いてきた
ように思います。一頃よりは、手に入れやすい感じになったので気になった方は
手に取ってみるのも良いかも知れません(´∀`)
「私がアイアンマンだ」をバックに締め!
トニー・スタークは…本当に良いキャラしてました…。
今回はこんな感じで。それでは(;∀;)/