ブラックオックス ( 海洋堂 リボルテックヤマグチ ) レビュー
漆黒の元祖ライバルロボ…ブラックオックスをご紹介!
黒くて主役メカに匹敵する性能で激闘を経て、共闘するようになる…。
前回の鉄人が元祖巨大ロボなら、今回ご紹介するブラックオックスは「ライバル」
ロボの元祖とも言える存在です(´∀`)
上述のセオリーと、その独特なデザイン等が後世のロボット物やクリエイターに
多大な影響を与えた事でも知られる機体です。
と言うわけで、前回の鉄人に続き今回は同シリーズのブラックオックスを
紹介してみたいと思います。まずは、パッケージと中身から。
鉄人と比較しても、ちょっと簡素な印象を受ける内容ですねぇ(;'∀')
本機に関して、今回もヌルっと解説をさせて頂きますと…
「自ら考える事の出来る人工知能を備え、鉄人を凌駕する性能を持ったロボット」
という目標の為にマッドサイエンティストの不乱拳博士が製作した機体。
紆余曲折を経て人工知能を備えるには至らなかったが、高度な自立判断プログラムを
持ち、鉄人に対抗出来る性能も備えるロボットとして完成した。
ロボットの調子を狂わす電波妨害装置を持ち、飛行は出来ないが鉄人に匹敵する
頑丈さと怪力も持つ。また固有武器として指先からは催涙ガスや電波かく乱剤、
熱線などを放つ事が出来る。
不乱拳博士の死後は味方サイドで管理され、鉄人のピンチの際に度々用いられ、
共闘するようになる。
鉄人と同様、各種派生作品や媒体によって設定にバラつきはありますが、
このデザインのブラックオックスに関しては、おおよそ上述の設定であっている
と思います…(´ワ`;)
デザインは非常にシンプルなのですが、個人的には美しさに近いものを感じる
ぐらいに完成された物のように思います(´∀`)
シンプルな分、スタイル的にも前回の鉄人よりも整っている印象です。
またフィギュアとしてのアレンジで頭部が小さめに造形されており、
よりマッシブな印象を強めた感じがします。
リボルテック系フィギュアに共通するクセのある可動域ではありますが、
ケレン味のあるポーズはバッチリ決まります。鉄人よりも動かしやすい印象です。
立て膝もちゃんと出来ます(´∀`)
今回のブラックオックスにはオプションとして、腕と脚の内部メカパーツが
付いてます。ただし画像の通り、片側分しかありません…。
内部メカパーツ以外に、鉄人用のオプションとして「電波障害時ヘッド」という
物も付いております。このヘッドパーツ、鉄人が機能を停止した状態にも見える為、
画像のように内部メカパーツと組み合わせて、修理中の鉄人などをイメージした
ディスプレイも可能となっております(´∀`)
※リボルテックシリーズは、リボ球ジョイントを使用している箇所は共通の
軸穴となっているためパーツの付け替えがある程度は可能となっております。
大きさ比較
左から同シリーズの鉄人28号、本製品、500mlペットボトル。
ブラックオックスの猫背気味なデザインもあって鉄人よりも若干ですが、
身長低めに見える印象です(;'∀')
なんちゃって腕組ポーズで締め(笑)
いやぁ~やっぱりシンプルなデザインながらカッコ良い(´∀`)
鉄人とは違った意味の魅力のあるメカニックキャラクターかと思います。
まさに、元祖ライバルロボと言えるような存在です。
鉄人と同様に派生作品ではデザインが異なったりするのですが、
ブラックオックスに関しましては、元祖やそれに準ずるデザインの物が
最も完成された見た目であると個人的には感じております。Simple is Best!
今回はこんな感じで。それでは!