ブラック・スパイダーマン ( ハズブロ製 スパイダーマンオリジンズ ) レビュー
大き過ぎる力と大き過ぎる衝動の姿…ブラック・スパイダーマンのフィギュアをご紹介!
最近では、かなりメジャーな姿になりつつある黒いスーツのスパイダーマン。
今回のフィギュアはコミック由来の物で、実写映画も好評だった「ヴェノム」にも
登場した「シンビオート」と言う寄生型のエイリアンが変化したスーツを、
スパイダーマンが身に着けた姿です。決してナイトモンキーではありません(^q^)
サム・ライミ版の「スパイダーマン3」でも、シンビオートに寄生されたスーツを
着るスパイダーマンが登場します。
コミックやスパイダーマン3等では、シンビオートに寄生されると強靭な耐久力や
大幅な身体能力の向上等の効果が得られる代わりに、凶暴性・暴力性も大幅に増し
感情・衝動的な行動を取るようになってしまいます…。この事を危惧したピーターは
多くの場合、このブラックスーツと決別してしまいます。
尚、スパイダーマン3にてピーターがシンビオートを破棄→ヴェノム誕生の
切っ掛けに…という流れはコミック版と近しいようです。
と言うわけで、スパイダーマン3にも「一応」ヴェノムも出ます…一応ね…(;'∀')
黒と銀色の組み合わせがカッコ良い~♪(´∀`)
今回のフィギュアは、マーベルレジェンドシリーズ等を創めた玩具メーカーの
「トイビズ」を同業者の「ハズブロ」が吸収した直後ぐらいに発売された
素体的には以前ご紹介したスパイダーマンと近しいようで、可動ポイント的にも
トイビズ色の強い製品となっております。
尚、パッケージと付属していた謎のハングライダー的なオプションパーツは家の片づけをした時に
処分してしまいました…(^q^)
※追記
調べた所、トイビズ時代に殆ど同じ仕様&同じ付属品のブラックスパイダーマンが
出ていたようです。ハズブロ版のコレは実質再生産品って感じ…らしいです(;'∀')
手がグーパーしか出来ない可動なのが少し残念ですが、肩周りや脇の隙間の無い
上下可動等、可動範囲自体は最近のフィギュアに迫るぐらい広いです。しかし…
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、画像の中央の右肩のジョイントパーツが
割れてしまいました…これは「脇の隙間の無い上下可動」をする為のパーツが肩の
可動パーツ内で干渉してしまい、非常に動かし辛くなっている所を自分が
無理矢理に動かしてしまった結果です…(´・ω・`)
調べたところ、どうやらこれは設計ミスの可能性が高い箇所のようですね…。
まぁ弄る分には気にしなければポロっと外れたりはしなさそうなので、
とりあえず、このままレビューを進めたいと思います(;'∀')
足の接地性が低く、経年劣化もあってか各関節部も緩めで、直立させると高頻度で
パタパタと倒れるのが非常にネックでした…(´Д`)
しかしながら画像のようにポーズ付けしてやれば、可動範囲の広さの恩恵もあって
バランスを取らせて飾る事が出来ます。
立て膝&ヒーロー着地もスムーズに決まります(´∀`)
大きさ比べ
左からサムライミ版トイビズ スパイダーマン、今回のフィギュア、
ハズブロのスーペリアスパイダーマン、500mlペットボトル。
造形や塗装の出来に差がありますが、関節の位置等を見比べると
画像のトイビズ製スパイダーマンと近しいのが分かるかと思います。
なんちゃってスパイダーバースで締め!
50年以上の歴史があるだけに、数多くの姿のあるスパイダーマンですが
今回のブラック(シンビオート)スーツ版は、デザイン的には非常にシンプルでは
ありますが、その設定や能力等は魅力的で後年のシリーズにも大きな影響を
与えた存在だと思います。
またシンプルなデザイン故に、アクションフィギュア的には可動を阻害する物が
無く、動かすのに適したデザインと言えるものだと思えます(´∀`)
まぁ~…今回のフィギュアに限れば関節の緩さや設計ミスが少し残念ですが(´・ω・`)
パーツが割れたのは自分が無理矢理動かしたのが原因ですけどね~(^q^)
今回はこんな感じで。それでは!