アイアンマン マーク3 ( 海洋堂 特撮リボルテック ) レビュー
ここ数年の国内のアイアンマンフィギュアブームより、先駆けた野心的な製品をご紹介!
現在の「アメイジングヤマグチ」シリーズなどにも繋がる製品です。
特徴的なギミックを兼ね備えた、S.H.フィギュアーツ等とは一味違った
フィギュアだと感じております( ´∀`)
ちなみに発売は、2012年の物となっております。
近年の6インチサイズのアイアンマンフィギュアと比べてしまうと、
造形の緩さやスタイリング、さらには後述する(有名かも知れませんが)弱点など
劣る点もありますが野心的なポイントも垣間見える、個人的には意外な傑作
フィギュアじゃないかと思う製品です( ´∀`)
まずはパッケージから。
ここ数年は特撮リボルテックシリーズでの発売は、覚えている限り無かったように
思いますので懐かしく感じる方も居るかもですね(;'∀')
このフィギュア…関節がヘタレにくいリボルバージョイントと言う独自の
クリック式の球体関節が各所に配置されているのですが、クリックの微調整が
難しく、素立ちがなかなか決まりません…(-_-;)
この点が先述の弱点となります。動きを付ければ問題無い点ですが、扱い辛さを
強く感じる部分でもあるかと個人的には感じます。
こんな感じのケレン味のあるポーズはバッチリ決まります。
ガチャガチャ弄って、ポーズを模索するのは楽しいです♪
自分の力量不足で、なかなかカッコ良く見せれなくて…すいません(-_-;)
さて、このフィギュアの野心的なポイントとして、胴体のジョイントを外して
やるとスイッチがありまして、このスイッチをオンにすることで…
アークリアクターが発光するギミックがあります。個体差があるかも知れませんが
ウチのは光量としては、まずまずじゃないかと…。
この6インチサイズで発光ギミックのあるアイアンマンフィギュアですと、
海外メーカーのコミケイブなどがありますが、あちらは(材質やクオリティの差は
あれども…)1万円以上する商品ばかりです。一方、今回のリボルテックフィギュアは
当時定価3500円程度で販売されておりました。
販売時期や商品特性が異なるなど、安易に比較は出来ないというのも思いますが、
それでもこう言った部分が野心的だったなぁ~と自分は思うのです…(;'∀')
立膝は勿論…
ヒーロー着地もしっかりと決まります。
動きを付けると冴えるのは、リボルテック系のフィギュアの特徴ですねぇ( ´∀`)
超マニアックな、このフィギュアの好きなポイントなのですが脇部分の
アーマーの隙間にも色付けと造形が、しっかりされている所です(笑)
メカニック感があって気に入ってます♪
フィギュアーツなどは関節があるだけで、造形などが無かったりします…。
まぁ~それがマイナスポイントになる事は、あんまり無いかと思いますが…(;'∀')
ちょっと出来がアレですが、中の人(トニー・スターク)の素顔パーツも付いてます。
でも割と、ロバート・ダウニーJr.の特徴は掴んでいるような…(;'∀')
あと、アイアンマンヘッドより何故かちょっとデカい…(-_-;)
まぁ~、最近のデジタル彩色などが多く使われ始める直前くらいの製品なので、
仕方がない所でもありますね。
そう考えると、逆に良く出来ている気がしなくもない…かな(笑)
大きさ比較
左から、「S.H.フィギュアーツのアイアンマンマーク3」「今回の品」
「お~いお茶500mlペットボトル」。同じマーク3でも、色の感じやスタイリングの
解釈やアレンジが結構異なるのが分かるかと思います。
胸のリアクターにエネルギーを送り…
ユニビーム発射で締め。あんまりカッコ良く決めれなかった…(´・ω・`)
塗装の感じなども、最近のフィギュアに比べれば大味な部分が垣間見えたり、
剥げやすかったりするのですが、精度的にはまぁまぁかなと…(;'∀')
弱点も多々ありますが、このフィギュアの独特の「味」が自分が好きな部分でも
ありますので、この良さが少しでも他の人にも伝わればと思っております( ´∀`)
今回はこんな感じで。それでは!