ひろあさカールのジコ満日記

広く浅く自分の好きなことを、何の脈絡も無く適当にのんびりと垂れ流す感じのブログです。アメコミ系・映画系のフィギュア率が割と高いです。

グリーンゴブリン ( トイビズ製 映画版スパイダーマン ) レビュー

暴走する仮面の男!緑色の悪い奴、グリーンゴブリンをご紹介!

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どうも、カールでございます(´∀`)

今回は2002年に公開されたサム・ライミ版「スパイダーマン」に登場したヴィラン

「グリーンゴブリン」のフィギュアをご紹介します。

知らない人の為にざっくりとキャラクターを解説します…。

 

グリーンゴブリン:本名 ノーマン・オズボーン

ノーマン・オズボーンは科学者であり、自身の会社「オズコープ」の社長でもある。

軍による計画の為、身体能力強化剤や強力な装備の研究と開発に取り組んでいた。

しかし研究開発の遅れによって、ライバル企業の台頭、出資支援者である将軍の離反

などにより、精神的にも経営的にも窮地に立たされてしまう。

そこで身体能力強化剤の人体実験を自ら被験者となり敢行。

実験は身体能力の強化には成功したが…度重なるストレスが原因で彼の中の狂気が

強化剤の副作用によって、彼とは別の人格を持つようになってしまう。

この人格により実験は事故として隠蔽。彼自身は自覚のないまま、日々を過ごして

しまう。これで別人格は暴走を始めてしまい計画用の装備を持ち出し、経営的に

追い詰めたライバル企業と将軍を襲撃した。

更には経営責任を問われた上、権力争いの末に、自分を解雇したオズコープ社の

重役たちをも虐殺する。この際の人々を巻き込んだ破壊行為によりスパイダーマン

敵対するようになるが…。

 

こんな感じのキャラクターです。劇中では主人公のピーターも一目を置くぐらいの

人格者的としての一面と、狂気的なヴィランとしての面とのアンバランスさが実に

見事なキャラクターでした。気になる方は、映画を是非ご覧ください(´∀`)

それではフィギュアのご紹介に戻ります!

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映画での印象と若干異なりフィギュアでは細身なスタイルです…(;'∀')

後述するギミック故に、後頭部の頭髪が剥き出しとなっております。

この点も劇中とは異なるポイントですね。

塗装や造形は意外と細かく、メタリックグリーンやマスク等のゴールドの発色の

組み合わせが良い感じです♪

首回りや腰の前後の可動が苦手で、脚の接地性も少し低いのですが、動かせる箇所は

多く、ポーズ付け自体は割と決まります。

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後頭部が剥き出しだった理由は、このマスクの脱着ギミックです。

トイビズでは「アイアンマン」でもおなじみですねぇ。ここも造形&塗装は細かいの

ですが、グリーンゴブリンを演じたウィレム・デフォーに似ているかと言うと…(;'∀')

まぁ~ギミック自体は面白いし、雰囲気は近い感じがあります!(´ワ`;)

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首&腰の可動が苦手な為、ちょっと厳しいのですがヒーロー着地は何となくで

出来る感じですねぇ。あ…ヒーローじゃないからヴィラン着地かな(笑)

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立て膝はバッチリ決まります(´∀`)

 

さて本来でしたら、このフィギュアの付属品として劇中でも使っていた装備の

「飛行用グライダー」が付いてくるのですが…数年前の地震の際に棚から落下して

しまい木っ端微塵に…(;´Д`)

幸いフィギュア本体の方は若干傷が入ったぐらいで済みましたが、

あのグライダーが無いと、やっぱりしっくり来ないなぁ~…と言う事で…

 

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もう一体、買ってしまっております(笑) 上の画像がパッケージとなります(´∀`)

ところが取り出してみた所…同一の製品であるはずなのですが、フィギュア本体に

仕様の違い(?)が見受けられました…(;'∀')

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左が買い直した物で、右がグライダーを失った方の物です。

画像だと分かり辛いかも知れませんが、右の物は装甲がある部分を中心に、

全体的にメタリックグリーンが配色されております。

一方、左は四肢やマスクにはテカりとベットリ感のある濃いグリーン、

胴体にのみ色調の異なるメタリックグリーンが使われております。

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マスクだけで並べてみた方が差が分かるかと思います…(´ワ`;)

生産時期の違いか個体差か、あるいは経年劣化によるものか…それとも……。

まぁグライダーを失った物の方が、個人的には劇中イメージに近い気がします(;'∀')

何にせよ昔のアメトイには時折、このような差がある製品が出たりするようです。

知識としては知っていましたが自分でハッキリと差を感じるのは珍しかったので、

ちょっと取り上げてみました(´ワ`;)

こう言った差も、ある意味、醍醐味と言えるかもしれませんね~。

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まぁ…と言うわけで、グライダーはとりあえず確保(;'∀')

形成色多めですが造形と情報量的には問題ないレベルです。

もしかしたらグライダーも何らかの差があったのかも知れませんが、木っ端微塵に

なった方は捨ててしまったので、今となっては分かりませんね…。

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このように足をくっ付けて飾る事が出来ます。

やっぱりグライダーに乗っけてやると、しっくりしますね~(´∀`)

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こんな感じに、美人なフィギュアを誘拐することも出来ますよ~(笑)

いやぁ、こう言った悪い事が絵になるキャラクターですねぇ(´∀`)

大きさ比較

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左から「S.H.フィギュアーツ アイアンマンマーク6」「本製品」

スパイダーマン(映画2作目ver.)」「500mlペットボトル」です。

やっぱりスパイダーマンと比べても四肢がちょっと細いですかねぇ~??(;'∀')

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ファイティングポーズで締め。

このサムライミ版グリーンゴブリンは個人的にはスーツのデザインが好きで、

後に出たニューゴブリンやアメイジングスパイダーマンでのゴブリンよりも

完成度が高く感じます。日本の般若面のような思い切ったマスクも秀逸です。

何と言うか、一目で「ハイテク+悪役」って分かるのが良いと思います(´∀`)

 

フィギュアも可動もそこそこで、年代的に考慮しても造形的にも頑張って再現が

出来ているように思います。

ところどころ惜しい部分もありますが、存在感としては十分合格点かと思います。

願わくば国内メーカーから最近の技術を使った6インチぐらいの製品を出して

欲しい所ですが、こう言った過去のヴィランのフィギュアって製品化の機会が

そう多くはありませんので、なかなか難しい所だとも思っております…(´ワ`;)

まぁ今回のフィギュアの場合、中古屋などで安めに手に入ることもありますので、

もしも機会があれば手に取ってみて欲しい製品ですね~。

今回はこんな感じで。それでは!